
袴腰岳(中泊) 標高628

津軽半島の中央部で素晴らしい眺めを堪能
2010年8月25日(水)天候雨後曇り 気温23度山行記録 所要時間3時間30分 コース 自宅8:15-県道2号(内真部)-眺望山-国道339号(金木)-中泊町総合運動場-林道-登山口9:55-左断崖の尾根10:50-山頂到着11:25-山頂出発12:10-登山口13:25-よもぎ温泉(蓬田村)-自宅16:00
〇雨上がりの25日(水)かねて計画していた中泊町「袴腰岳」へ、足慣らし登山第3弾を敢行した。今回も妻(楓婆)とその山仲間NさんT師匠との総勢4名、9月11日「白馬登山」の同行予定のメンバーである。中泊総合運動公園横から標識に従いジャリ道に入るが、延々と続く林道のその長さに閉口したころにやっと登山口に到着。駐車スペースの車は我々だけ、雨の影響か、入山者は他にいないようである。標識のある登山口から(9:55)登り始めるが、いきなり急登である。雨上がりの道は濡れて滑りやすく、一歩一歩足元に注意をして進むが、風もない登山道は「蒸風呂」状態で、樹木の露と共に我々の衣服を濡らした。平坦な道を左に回り込むとブナ原生林、T師匠の花木の講義を聞きながらさらに歩を進める。やがて、左方が断崖の尾根を(10:50)通り、展望のないササヤブの中を微かな踏み跡を頼って登っていく。さらに、丈の低いササヤブの延々と続く急坂を登り続け、もう充分と思う頃ようやく山頂(11:25)に着いた。山頂は「草地」で「朽ちた祠」と「草に隠れた三角点」がある。天候は「薄曇り」で快適といかないまでも、そこからの眺望が素晴らしく、360度の大パノラマが我々を待っていた。西は岩木川と十三湖、七里長浜と日本海。南に岩木山と津軽平野と岩木川、目前の大倉岳とその奥の八甲田連峰。東の下北半島の仏ヶ浦と鯛島、その奥の釜臥山と大尽山。北に津軽海峡と丸屋形岳、権現崎のその奥に北海道の渡島大島、等々である。しばし、芝生に寝転び、時を忘れて、大パノラマを堪能した。下山開始は(12:10)、帰路は往路をゆっくりと、まだ足元は濡れている登山道をスリップに注意しながら下り、13:25登山口に到着した。帰宅途中、蓬田村の「よもぎ温泉」に立ち寄り、ずぶ濡れの登山服を脱ぎ、温泉で疲れをいやして帰宅の途に着いた。
袴腰岳登山口
袴腰岳山頂
十三湖と岩木川
岩木山と津軽平野
下北半島の山々と鯛島
ササヤブの登山道を進む
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