
田茂萢岳 標高1,324

2010年3月7日(日)天候曇り 気温-7度
○山行記録 所要時間3時間
今冬はスノーシュートレッキングのツアーを2度体験(1月7日の酸ヶ湯と2月28日の梵珠山)し、その醍醐味と面白さにしっかりととりつかれた。今回は単独で試みようと思い立ち、妻(楓婆)と山仲間Nさんを誘い北八甲田・田茂萢岳へとスノーシュートレッキングを敢行した。今朝8時のの八甲田の天気予報は山麓-4度、山頂-11度、霧で視界30Mである。しっかりと防寒対策を施し、マイカーで自宅を出発、9時45分山麓駅発のロープウエーで山頂駅を目指した。ロープウエーはスキヤー・ボーダーの若者で満杯、登山者は数えられるだけ2,3人と思ったほどに少ない。10分で山頂到着、思うほどに視界は開けていて青森の町並みはくっきり見えたが、前方の赤倉岳・大岳や後方の岩木山は霧に隠れてその頂は望めない。山頂広場で身支度を整え、田茂萢湿原方向に向かう、雪の湿原は何処が湿原か皆目見当がつかないが、双耳峰の田茂萢岳方面を望むと宮様コースを大岳方面に大勢の団体ツアー客が歩いているのが垣間見えた。相当早い時間に団体客は出発していたようである。我々は赤倉岳方面に向かい、中腹で迂回し宮様コースから田茂萢岳へと登山開始した。冬山ならではの一気に直登、山頂に到着してからの疲れも汗も心地よい、まさに爽快である。山頂で記念撮影し下山開始、この時間から登山客が急に増えだした。多くの登山客とすれ違いながら、復路は前嶽方面に進路をとり前嶽を覗いてから山頂駅へ11時45分山頂駅に到着した。山頂駅レストランで注文した蕎麦と手作りのおにぎりの昼食も美味、このスタイルも「あり」であったが、スキー客の昼からジョッキで乾杯はいささかうらやましかった。レストランで妻の山仲間に遭遇、女性一人でこれから前嶽挑戦には、まことに感心の一言である。下山後は「寒水沢ホテル」の温泉で疲れを癒し帰宅の途についた。今回は初体験の冬山登山(単独のスノーシュートレッキング)、無理をせず早めの下山を心がけた。