
めん処 小田九(おだく) で ラーメン

2015年164杯目(142軒目)のラーメン
〇めん処 小田九(おだく) / ラーメン
昨日は平田屋さん、今日は小田九(おだく)さんと2日連続で堤橋のたもとの老舗そば屋でラーメンです。こちらも1897(明治30)年創業の百年食堂、寺山修司が青森放送に寄稿した文章(「エリア青森」1965年版掲載「青森と私」)の中で「小田九の塩っからいラーメン」と表現したのはこちらのお店のラーメンのこと。古さと懐かしさを漂わせている暖簾を潜るとタイムスリップしたかのように歴史を感じさせ、昔よくテレビの相撲観戦にお邪魔した近所の蕎麦屋さんを思い出した。店内はテーブル席と小上がり席があり意外と広い。メニューはそば・うどんを軸にしてラーメン・カレー・丼物に定食も用意されていて、気軽に食事できる普段使いの食堂の趣である。
オーダーしたのはもちろんラーメン(450円)です。標準サイズの丼が窮屈に見えるほどにモリモリ加減で他店の大盛りに匹敵するボリューム感がある。すこし濁りあるしょっぱ目スープに麺はもっちりとした柔らかい中細麺、のびてると思えるほどの柔らか麺は年配者に配慮したものか、これがここのラーメンの特徴のようです。具材はネギにメンマにチャーシューのクラッシクスタイルで昔ながらの中華そばである。
古典的なラーメンを今に伝える老舗食堂、代々のファンのためにいつまでも続いて欲しいものです、、、。