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八甲田大岳

2011年6月25日(日)天候晴れ 気温20度
コース酸ヶ湯登山口ー仙人岱(八甲田清水)-大岳山頂ー大岳避難小屋(昼食)-毛無岱(上下)-酸ヶ湯
〇山行記録 所要時間6時間
 気温の上昇とともに持病の腰痛も和らいでいる。妻(楓婆)も気にしているのか山仲間との約束をキャンセルしてまで自分との八甲田大岳へ同行してくれた。久しぶりの山行である。昨日の雨もあがり天候は晴れの予報、山頂にかかる雨雲を気にしつつマイカーを飛ばして酸ヶ湯駐車場へ入った。駐車場は満杯状態、登山者に加え山菜(タケノコ)採りの入山者で溢れていた。身支度を整え9時15分登山口より登り始めた。雪解けと雨上がりの登山道は泥濘でスパッツ装着は正解である。今回の目的は山野草の撮影、花を探しながらゆっくりと、そして一気に(妻の休憩の合図を無視し)地獄湯の沢迄進んだ。この辺りから花を確認、ミヤマスミレ・ムラサキヤシオツツジ・ベニバナイチゴ・イワカガミ・ウラジロヨウラク・コヨウラクツツジ・ゴゼンタチバナ・ミツバオウレン・ミヤマカタバミ等々を撮ることができた。
ムラサキヤシオツツジ ☟

いつもより多い残雪を踏みしめて八甲田清水に入って休憩、付近にはヒナザクラ・チングルマ・ショウジョウバカマが綺麗に咲いていた。
ヒナザクラ ☟

ショウジョウバカマ ☟

小岳分岐からはいつもはない大雪渓、雪の消えたあたりでミヤマスミレ・ウスバスミレ・ツバメオモト等が撮れ、山頂付近ではチングルマ・コケモモ・イワウメが群生をなしていた。山頂到着は正午丁度、生憎雲がでてきて視界が悪くそして寒い、長居せず大岳避難小屋まで下りて昼食とすることにした。
大雪渓 ☟

コケモモ ☟

イワウメ ☟

下山道ではミヤマキンバイ・ミネズオウが撮れ、ここでもチングルマ・イワウメが群生をなしていた。下りの雪渓でハプニング、足を滑らせ転倒すぐに体制を立て直し「尻スキー」で一気に下りると、登ってきた若い女性登山者に「ワーすごい」と声をかけられたのには赤面した。大岳避難小屋に12時30分到着、小屋の前に見慣れた登山者「街てくガイド」仲間のYさん、ネイチャーガイドもやっているのとのことでしばし歓談した。又、妻(楓婆)も歓談していた一人の男性を紹介、6月初めに行った九州登山のガイドAさん、なんと九州からのツアー客を連れて3泊4日の青森の山旅ガイドに来ていたという。あまりにも偶然の再会を喜んでいた。
ミヤマキンバイ ☟

チングルマ ☟

昼食後毛無岱へ、このころから少しづつ腰の状態が悪くなる。登りは痛みはないが、下りで起きてくる何とも厄介な腰痛である。毛無岱はイワカガミ・チングルマが群生をなし、ワタスゲはそろそろ終わりのようである。他にミズバショウ・ウラジロヨウラク、そして妻(楓婆)に教えてもらったミツバオウレン・ミツガシワ・コバイケイソウを撮ることができた。
イワカガミ ☟

ウラジロヨウラク ☟

ミツガシワ ☟

コバイケイソウ ☟

毛無岱から酸ヶ湯迄ではオオバキスミレ・ギンリョウソウが撮れ、酸ヶ湯温泉前に15時15分到着した。昨年4時間30分のコースも今回は6時間、腰痛に鞭打っての山行であった。帰路途中、萱野高原の茶屋で「長生きのお茶」を飲み、アズマギクの群生(そろそろ終わり)を撮影して帰宅の途についた。
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高倉岳~赤倉岳(周回)

2011年6月1日(水)天候晴れ 気温12度
コース 赤倉岳登山口9:15-大倉岳登山口9:25-避難小屋11:00-大倉岳山頂12:00-山頂出発12:30-赤倉岳山頂13:30-赤倉岳登山口14:15
○山行記録 所要時間5時間
今日、妻(楓婆)は九州の三山(久住、祖母、阿蘇)登山に楽しそうに出発した。留守番の自分には食卓に弁当が置いてある。自分はその弁当持って津軽半島の中央部にある大倉岳、赤倉岳の登山をと国道280を蓬田方面にマイカーを走らせた。国道から登山口までの林道で、すごい数のダンプの隊列に遭遇し渋滞、新幹線の工事車両の様である。さらに、決壊してる林道や川を車で横断しながらやっとのおもいで登山口に着いた。
 
林道を流れる川をマイカーで横断 ☟

 
赤倉岳登山口の登山道案内図 ☟

赤倉岳登山口にマイカーを駐車し、大倉岳登山口迄10分程歩く、以前は此処まで車が入れたらしいが、通行禁止のテープが張られ小川に橋はなく道路も決壊していた。
今日は大倉岳~赤倉岳を周回の予定である。登山道を痛む腰と相談しながらゆっくりと進むが岩と木の根で足元が悪い。そんなに高くもない気温であるが十分に汗をかく。しばらくして大倉岳避難小屋到着した。
 
大倉岳避難小屋 ☟

避難小屋で一休みの後、前大倉岳を経由し赤倉岳分岐から一気に山頂を目指した。前回2度もスリップし転倒した場所、注意しながら登る。山頂には大倉岳神社が祀られている小さな広場があり、そこで妻(楓婆)手づくりの弁当を広げた。ただ、視界が悪く眺望が望めなかったのは残念である。
 
赤い鳥居のある大倉岳山頂 ☟

しばらく休憩し下山開始、赤倉岳分岐迄の急坂はスリップに注意が必要、やはり2度ほど足元がふらついた。袴腰岳分岐から赤倉岳山頂へ、後方の大倉岳の頂は雲に隠れている。
 
袴腰岳分岐の標識 ☟

 
赤倉岳山頂にも赤い鳥居 ☟

赤倉岳からの登山道は荒れ放題、あちこちの倒木が道をふさぎ、道が消えていた。岩や木の根、笹薮でとにかく歩きにくい、そして、それに加えて腰痛である。ただ、今日の収穫は「日本猿」との遭遇である。突然ガサガサと笹薮がゆれ、一瞬たじろいたが、木を登るつがいの2匹と目があった。逃げるでもなく威嚇してくるでもないのでじっくりとカメラに収めることができた。
 
赤倉岳登山道で「日本猿」と遭遇 ☟

 

 

 

その後、蓬田分岐から阿弥陀川方面に下り赤倉岳登山口に到着、通常4時間程のコースに5時間もかかる山行となってしまった
 

 
                             画像右下クリックで拡大します
 
プロフィール

ヨシ爺とふう婆

Author:ヨシ爺とふう婆
Yahoo!から引っ越してきました。老後を「趣味」で楽しく暮らそうと始めたブログです。
食べ歩き大好きな自分が青森で訪問したお店や食したメニューを紹介しています。また、ボランテアで観光ガイドをしています。日々、変化していく地元の状況を観光客に伝えようと、今も老頭をフルに使って習得に努めています。

追記:感想はあくまでも素人の自分の嗜好で述べてます。味覚は個人の趣向によって違いますので、批判を帯びたコメントや不適切なコメントは御控え下さるようにお願いします。

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