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藤里駒ヶ岳 標高1.157.9m

2010年10月22日(金)天候晴れ 気温16度
〇山行記録 所要時間3時間50分(休憩、山頂滞在時間含) コース 自宅7:30-白神山地ビジターセンター-登山口(黒石沢)10:20-分岐(旧コース)-田苗代湿原ー分岐ー11:40-山頂11:50ー山頂出発12:55-分岐(新コース)-分岐13:55-登山口14:10ー白神館(温泉)ー自宅
事情がありしばらく遠ざかっていた山行、妻(楓婆)の山仲間から誘いを受けて、かねてより行ってみたいと希望していた、白神山地の秋田側最高峰「藤里駒ヶ岳」登山に同行した。いつものメンバー、我が夫婦とT師匠、Nさん、Hさんに西目屋村「白神山地ビジターセンター」で初対面のJさんと合流、総勢6名である。西目屋村から建設途中の「津軽ダム(美山湖)」から左に317号西目屋二ツ井線に入る。途中の釣瓶落峠では、あまりに見事な紅葉にしばし車を止めて絶景を楽しんだ。その後黒石林道に入りその道を終点までたどり黒石沢登山口に到着した。さっそく身支度を整え、案内板でコースを確認してから10:20登山開始した。登山道は整備されているが、落葉で湿っていて所々は泥濘んでいた。少し進むと分岐で、そこから旧コースに入りがすぐに「田苗代湿原」に出た。木道からブナ林の緩斜面進み、鞍部から苔むした石でのスリップに注意し、丸太が敷かれた階段の突き出た「鉄の杭」に危険を感じながら急斜面はをしばらく登ると新コースとの分岐点に11:40に出た。この先は山頂まで眺望が開けていて、振り返ると岩木山はくっきりと浮んでいた。11:50山頂到着、さっそく全員でランチを囲み歓談、食事後はしばらく山頂に滞在しゆっくりと山頂からの紅葉と眺望と撮影を楽しんだ。すくっとそびえる岩木山はもちろん、白神山地の山々や眼下の素波里湖、遠くに光る日本海、八甲田山の峰々も確認することができた。さらに、T師匠からコンパスと地図の使い方(遠くの山々の確認の仕方)の講義も受けることができた。12:55下山開始、分岐点から新コースのブナ林の続く尾根筋を下っていくが、ここも丸太の敷かれた階段の「鉄の杭」は恐怖であった。下手に転ぶと大怪我の恐れがあるので一歩一歩細心の注意を払いながら歩を進めた。旧道との分岐点からはキノコ採りで盛り上がった。14:10登山口に到着、トイレ前の水場で汚れた登山靴の泥を落とし、身支度を解いて帰りの車に乗り込んだ。帰路途中「ブナの里白神館」に立ち寄り温泉で疲れを癒し、Jさんとはこの場で別れて帰宅の途に着いた。今回の山行、妻(楓婆)の山仲間が我夫婦を気遣い企画してくれたもの本当に感謝の念が絶えない次第である。

整備された黒石沢登山口



田苗代湿原を行く



分岐より藤里駒ヶ岳山頂を望む



山頂より望む岩木山



山頂より望む美波里湖



紅葉1



紅葉2



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白馬岳 標高2,932,2m(途中断念)

栂池パノラマウェイ



栂池ヒュッテ



天狗原




山行計画 2010年9月11日(土)~14日(火) 
予定コース 11日(土)青森駅ー長野駅ー白馬ー栂池高原ー栂池ヒュッテ(泊)12日(日)栂池ヒュッテー天狗原ー白馬大池山荘ー小蓮華山ー三国境ー白馬岳ー白馬山荘(泊)13日(月)白馬山荘ー杓子岳ー白馬槍ヶ岳ー大出原分岐ー槍温泉ー小日向コースー猿倉ー栂池(ペンション・アルプ泊)14日(火)栂池ー八方駅ー八方池山荘ー八方池ー八方池山荘ー八方駅ー白馬ー長野駅ー青森駅
〇山行記録 2010年9月11日(土)天候曇り~12日(日)天候雨
初日、待望の北アルプス白馬三山(白馬岳・杓子岳・槍ヶ岳)登山、メンバーは自分ら夫婦と妻(楓婆)の山仲間(T師匠、Nさん、Mさん)の総勢5名である。自宅を6時出発、6時44分発つがる6号に乗り込み、新幹線を乗り継いで長野駅12時着、その後バスで白馬駅を経由して栂池高原に着いたのが14時30分である。栂池高原からゴンドラ、ロープウェイと乗り継ぎ、初日の宿泊先「栂池ヒュッテ(標高1.900m)」到着が15時30分であった。この日は温泉で疲れを癒し、早めの食事と早い就寝で明日に備えた。
2日目、夜半から降り出した風雨がなかなか収まらない。雨が小ぶりになった5時50分栂池ヒュッテを出発した。よく整備された登山道であるが夜半に降った雨が川のように流れている。このような状態が「天狗原(標高2,180m)」まで続いていた。7時15分着、天狗原は高原湿原で、木道で整備されていた。しかし、ここから足場の悪い安山岩の岩塊が続くルートとなる。スリップに注意しながら慎重に歩を進めた。「乗鞍岳山頂(標高2,469m)」に8時25分着、このころから風雨が強くなり、雷鳴まで轟く始末、岩塊のルートで身を隠す場所もない、暴風雨と雷の恐怖に震えながら下り「白馬大池山荘(標高2,400m)」に到着したのが8時55分であった。山荘は避難登山者で満杯である。自分らは注文したコーヒーで身体を温め、濡れた下着を交換して晴れ間を待った。1時間ほどの休憩でも天候の回復の兆しが全く無く、次々と他の登山者は下山を始めた。自分らもリーダーT師匠の決断で本日の登頂を断念、栂池ヒュッテに引き返すことにした。10時丁度下山開始、帰路も暴風雨と雷の恐怖に耐えた下山である。天狗原を過ぎたあたりから風雨も雷も収まり足元の高原の緑が鮮やかに眼に飛び込んできた。しかし、振り返って見る白馬の頂は不気味に黒い雲に覆われていた。

その後、栂池ヒュッテに到着し、買い物をしようと売店に入ったところと偶然にもカウンターに青森から電話が入っていました。訃報でした。妻も私も携帯がバッテリー切れで通話できない状態。引き返してこなければこの連絡は13日か14日の下山まで受けられない可能性がありました。同行者の御了解を得て、自分らはその後の計画を中止し、急いで青森に帰った次第です。T師匠、Nさん、Mさん申し訳ありませんでした。仏事を無事に終え、10月2日で忌明けとなりました。突然の別れで気持ちの整理はまだつきませんが、落ち込んではいられません。中止していた「ブログ」も再開をいたします。これからもよろしくお願いいたします。
プロフィール

ヨシ爺とふう婆

Author:ヨシ爺とふう婆
Yahoo!から引っ越してきました。老後を「趣味」で楽しく暮らそうと始めたブログです。
食べ歩き大好きな自分が青森で訪問したお店や食したメニューを紹介しています。また、ボランテアで観光ガイドをしています。日々、変化していく地元の状況を観光客に伝えようと、今も老頭をフルに使って習得に努めています。

追記:感想はあくまでも素人の自分の嗜好で述べてます。味覚は個人の趣向によって違いますので、批判を帯びたコメントや不適切なコメントは御控え下さるようにお願いします。

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