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岩手山 標高2、036.2

~岩手県最高峰の御来光を拝し~


2010年8月28日(土)天候晴れ 気温25度 29日(日)天候晴れ26度
〇山行記録 第一日目所要時間6時間 コース 網張スキー場リフト9:40-(大倉山乗場10:30-大倉分岐10:45-姥倉分岐(昼食)12:00-切り通し分岐12:55-鬼ケ城15:35-不動平避難小屋16:10-八合目避難小屋16:30)第二日目所要時間7時間 コース 八合目避難小屋4:00-不動平避難小屋4:20-御鉢東側(御来光)5:00-山頂(薬師岳)5:30-山頂(下山)6:00-不動平(朝食)6:30-御苗代湖8:35-大地獄9:00-切通し分岐9:15-姥倉分岐10:25-大倉分岐10:50-大倉山乗場(登山口)11:00)-網張スキー場11:40
猛暑の8月、最後の土曜日・日曜日をかけて、岩手県最高峰で御来光を拝し、雲上の景観を楽しむべく岩手山(南部片富士)登山の妻(楓婆)とその山仲間Nさんのツアーに同行した。今回の登山口は網張スキー場のリフトを乗り継いだ大倉山リフト乗場が登山口となった。10時30分、階段状の登山道から登山開始、大倉山の分岐から姥倉山分岐までU字にえぐられた登山道、ガレ場や木道の登山道をひたすら進み、最後の丸太状の階段を登りきると荒涼とした姥倉山分岐に出た。ここで昼食を取っていると、目の前をカモシカがのんびりと通って行った。左手に黒倉山を拝しながら切通し分岐に出るが、ここから見る黒倉山の切り立った岸壁は火山活動の様相を思い描かされた。やがてアオモリトドマツの林からこのコースの難所である旧火山の岩魂の「鬼ヶ城」稜線へ入る。左方が100mも切れ込んだ稜線や断崖の絶壁の登りや下りが続き緊張の連続であった。鬼ケ城コースの稜線を下りきる頃に不動平避難小屋が見えてきた。九合目の不動平から山頂は目の前にあるが、今日は八合目避難小屋を宿泊先と決めている。右回しハイマツ帯の平坦な道(ゴロゴロした石が点在する)を進むうち、16時30分に到着した。今日は週末、八合目避難小屋は超満員、150人の収容できる小屋も200人はいる様子、後続の登山者はさらに続いたが満員のため他の小屋に廻っていった。豊富に湧き出る「お成り清水」でお湯を沸かしレトルトの「五目御飯」と「豚汁」で夕食とったが、他の登山グループは食材やビールを持ちこみ消灯(8時)まで宴会模様、自分らは早発ちのため、19時前には持参したシュラフに潜り込んだ。小屋は廊下までゴロ寝の状態、さらに酔客の話し声や大勢の鼾、馴れていると言え殆ど眠れず3時に起床した。2日目4時、八合目避難小屋出発、真暗な登山道をヘッドランプの光で足元を照らし、不動平から火山砂の急登をひたすら登る。途中の分岐から右に廻り御鉢に入る頃、東側の空が明るくなり始めた。5時いよいよ御来光出現、徐々に雲海の中から日が登る、眼下に、ちょこんと鎮座する姫神山の頂が可愛く見えた。充分に御来光を堪能した後、御鉢を巡り岩手山山頂(薬師岳)へ、山頂は大パノラマで見渡す限りの絶景である。北東北の山々が目に飛び込んできた。眼下の姫神山を始め、北に七時雨や八幡平、遠くに八甲田連峰、三ツ石山と裏岩手の山々、森吉山、乳頭山に秋田駒ヶ岳、和賀岳や真昼岳、遠くに和賀三山、そして鳥海山の頂、炬燵の様な東根山、目を移して早池峰山が見える。その絶景は昨日までの猛暑も、疲労も、腰痛も忘れさせてくれた。下山は御鉢を一巡りして不動平に戻り、お花畑コースに入り、御釜湖や御苗代湖探索し、大地獄を経由して切通し分岐に出た。ここからは往路と同じ、黒倉山分岐、姥倉分岐、大倉分岐を痛み出した腰痛と疲労と格闘しながら下り、大倉山リフト乗場(登山口)11時丁度に到着した。その後リフトを乗り継いで網張スキー場迄下り、網張温泉でゆっくりと疲れをいやし帰宅の途に就いた。今回で「ヨシ爺と楓婆の山行記」は50回目、記念となる登山日となるが、まだまだ自分の経験不足を痛感、常に勉強の日々である。しかし、腰痛(狭窄症)に鞭打って頑張っている自分の姿をちょっとは褒めたくて、今日はご褒美をお願いしいつもより晩酌の量を増やしてもらいます。

鬼ヶ城の断崖を登る



鬼ヶ城の☆ホシガラス?



八合目避難小屋のお成り清水



八合目避難小屋の混雑



日の出の始まり(手前の頂は姫神山)



雲海からの御来光



姥倉分岐から山頂を振り返る



お花畑のリンドウ



アカモノの箱庭



メンソールの香るシラタマの木



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袴腰岳(中泊) 標高628

津軽半島の中央部で素晴らしい眺めを堪能

2010年8月25日(水)天候雨後曇り 気温23度
山行記録 所要時間3時間30分 コース 自宅8:15-県道2号(内真部)-眺望山-国道339号(金木)-中泊町総合運動場-林道-登山口9:55-左断崖の尾根10:50-山頂到着11:25-山頂出発12:10-登山口13:25-よもぎ温泉(蓬田村)-自宅16:00
〇雨上がりの25日(水)かねて計画していた中泊町「袴腰岳」へ、足慣らし登山第3弾を敢行した。今回も妻(楓婆)とその山仲間NさんT師匠との総勢4名、9月11日「白馬登山」の同行予定のメンバーである。中泊総合運動公園横から標識に従いジャリ道に入るが、延々と続く林道のその長さに閉口したころにやっと登山口に到着。駐車スペースの車は我々だけ、雨の影響か、入山者は他にいないようである。標識のある登山口から(9:55)登り始めるが、いきなり急登である。雨上がりの道は濡れて滑りやすく、一歩一歩足元に注意をして進むが、風もない登山道は「蒸風呂」状態で、樹木の露と共に我々の衣服を濡らした。平坦な道を左に回り込むとブナ原生林、T師匠の花木の講義を聞きながらさらに歩を進める。やがて、左方が断崖の尾根を(10:50)通り、展望のないササヤブの中を微かな踏み跡を頼って登っていく。さらに、丈の低いササヤブの延々と続く急坂を登り続け、もう充分と思う頃ようやく山頂(11:25)に着いた。山頂は「草地」で「朽ちた祠」と「草に隠れた三角点」がある。天候は「薄曇り」で快適といかないまでも、そこからの眺望が素晴らしく、360度の大パノラマが我々を待っていた。西は岩木川と十三湖、七里長浜と日本海。南に岩木山と津軽平野と岩木川、目前の大倉岳とその奥の八甲田連峰。東の下北半島の仏ヶ浦と鯛島、その奥の釜臥山と大尽山。北に津軽海峡と丸屋形岳、権現崎のその奥に北海道の渡島大島、等々である。しばし、芝生に寝転び、時を忘れて、大パノラマを堪能した。下山開始は(12:10)、帰路は往路をゆっくりと、まだ足元は濡れている登山道をスリップに注意しながら下り、13:25登山口に到着した。帰宅途中、蓬田村の「よもぎ温泉」に立ち寄り、ずぶ濡れの登山服を脱ぎ、温泉で疲れをいやして帰宅の途に着いた。

袴腰岳登山口



袴腰岳山頂



十三湖と岩木川



岩木山と津軽平野



下北半島の山々と鯛島



ササヤブの登山道を進む



梵珠山  標高468.7

2010年8月21日(土)天候晴れ 気温33度
〇山行記録 所要時間2時間5分 コース 自宅出発9:30ー駐車場10:00ー登山開始(ミズバショウの道登山口)10:15-東屋10:30-サワグルミの道分岐10:40-岩木山展望所10:50-寺屋敷11:05-山頂11:15-山頂出発11:35-寺屋敷分岐(マンガンの道)11:40ー登山口(自然ふれあいセンター)12:20
昨日20日(金)の吹越烏帽子の山行で、感じた自分の体力の衰えと腰への不安の再確認と不安解消のため、今日21日(土)梵珠山の足慣らし登山を単独(妻頼らず)で敢行した。朝、日記を書いているうちに思い立って自宅出発、自然ふれあいセンターに立ち寄り挨拶してから、比較的急登が続くミズバショウの道から登り始めた(10:15)。いつも多い梵珠山の藪蚊を払いのけながら整備された登山道を進んだ。腰はやはり痛い(右足のしびれ)今日も休み休みの山行であるが、馴れるしかないである。15分程の東屋で休憩し分岐からサワグルミの道に入り山頂を目指した。それから20分程の岩木山展望所で2回目の休憩、寺屋敷分岐を経由して(11:15)山頂に到着した。山頂までの所要丁度1時間であった。山頂も今日は暑い、木陰に隠れ休息し、飛び交う蝶々やトンボ、バッタ類を追いかけて山頂で20分程過ごしてから下山開始(11:35)、帰路は寺屋敷分岐からマンガンコースを下った。今日、すれ違った登山者は親子連れの2名、若者2名といつもより少なく感じた。やはり暑さのせいか入山者は少ないようである。不安な腰はいつもはない下りでも痛みが感じられるが、我慢できないほどでないのでジグザグの急斜面を一気に降りた。沢音が聞こえてくるとゴールが近い、平坦な道から沢橋を二度渡ってマンガンコース登山口の自然ふれあいセンター前に(12:20)出た。帰路の所要時間は45分はまずまずと思うが、もう何度かの足慣らしをしてから28日29日の岩手山縦走に臨みたいと思っている。下山後の駐車場には20日にご一緒したT師匠の車が駐車していた。連日の山行、75歳と聞いているが実に元気である。

ミズバショウの道(登山口)



寺屋敷分岐(山頂へ)



山頂(梵珠七観音)



寺屋敷分岐(マンガンの道へ)



自然ふれあいセンター



吹越烏帽子 標高507,8











2010年8月20日(金)天候晴れ 気温27度
〇山行記録 所要時間3時間 自宅8:45-青森駅前9:00-合浦公園9:20ー(登山口11:00-山頂到着12:20-下山開始13:00-登山口到着14:00)-横浜ふれあいセンター入浴14:30-湧水亭15:30-合浦公園16:40-白馬登山打合17:15-青森駅前17:30-自宅18:00
7月4日(日)の八甲田大岳以来の山行、自分と妻(楓婆さん)の山仲間4人との総勢6人、マサカリの形をした下北半島の握り手の中心にある横浜町、そこにすくっと立っている「吹越烏帽子」に向かった。今回の山行は「ツチアケビ」「ナンバンキセル」見に行くのが目的であるが、自分が最近、持病の腰痛(脊柱管狭窄症)をこじらせ山行の御無沙汰を妻とその山仲間が見かねて低山であるが急登もあり足慣らしに格好の「吹越烏帽子」に誘ってくれたのである。11:00に登山開始、松林から入り杉林の中の平坦な登山道を進み、やがて沢音を聞きながら緩く緩く登っていった。20分程進む頃「ツチアケビ」を見つけるも、すでに花期も終っていてソーセージ状の形も良くない。他にないか周囲を探索するも発見することはできなかった。「ハナイカダ」や「ツノハシバミ」「ヌスビトハギ」を写真に撮り「ナンバンキセル」に期待を寄せて咲いているというガレ場に到着するも、すべて花が黒ずんでいて形がよくない、やはり今年の猛暑という天候が災いしている様である。ガレ場から急登に入り「クサボタン」「ツリガネニンジン」「ツバメオモトの実」を撮ってからは足元に注意し一気に頂を目指し12:20に山頂到着した。山頂では充分なランチタイムを取ったが遠望はガスっていてあまり良くない。いつもはみえる八甲田連峰、岩木山、釜臥山、は皆目、わずかに陸奥湾と六ヶ所の原燃施設が霞んで望めるだけであった。13:00下山開始、帰路は往路をゆっくりと下る。途中の「シャクジョウソウ」や「野イチゴ」そして赤、白、茶と色ずく名も知らぬ「きのこ」等を撮影し14:00に登山口に到着した。その後は町営のふれあいセンターで入浴し、R279号線添の湧水亭で晩酌用の「豆腐」を購入してから帰宅の途に着いた。今日も暑い一日でしたが、山野草は実をつけ出していて確実の秋の気配が漂っていた。来週は岩手山の縦走、9月中旬は白馬登山、10月初旬は那須連峰と計画されていて、それまでに何度かの体力強化、足慣らしの登山が必要と痛感した。

奥入瀬渓流散策2








奥入瀬渓流の滝
8月7日(土)天候 晴れ一時雨                       
〇奥入瀬渓流散策後、8月9日神奈川に帰ると言う「孫」は昨晩のキャンプが余程楽しかったのか、もう一日泊まりたいと言う。今日は青森は花火大会であり花火見学を予定していたが、青森市内が一望でき、おそらく遠目に花火も見れるであろう「モヤヒルズオートキャンプ場」に急遽もう一泊することにした。焼山から十和田市に廻り今晩の食材を調達し、田代平を経由して雲谷峠に入った。「モヤヒルズ」は冬はスキー場で、夏はキャンプ場で賑わう、ケビンハウスやフリーキャンプサイトもあるが、マイカーが乗り入れできるオートキャンプサイトに一泊4.000円の料金を支払い乗りいれた。

奥入瀬渓流散策








2010年8月7日(土)天候快晴 所要時間3時間15分 コース 石ヶ戸~子の口(8.9km)
〇早朝5時、すがすがしい風で目覚、パンとコーヒ-の朝食、久しぶりにまったりとした朝を迎えた。宇樽部キャンプ場を9時に退場し、十和田湖畔の休屋に廻り御前ヶ浜の「乙女の像」を見学、休屋では湖上遊覧も考えたが、予定通りマイカーを子ノ口駐車場に進めた。子の口で身支度を整えていると駐車場の係の「おじさん」が「すがすがしい迎い風を受けて渓流を流れに逆らって登るのが良いですよ~と」石ヶ戸~子の口のコースをしきりに薦めるので、意見を取り入れて急遽コース変更、石ヶ戸までの移動はバスがあるが発着に1時間もあったのでタクシー(料金2.810円)を利用した。10時25分石ヶ戸出発、ここから子の口迄の8.9kmを、深い木立を縫う清い流れ、飛沫を浴びる苔岩、数々の幻想的な滝を探し、ゆったりと歩を進めた。コースは予想通り混雑、団体客も軽装で散策を楽しんでいた。途中、用意した「おにぎりとゆで卵」の昼食をベンチに腰掛け、流れを眺めながらゆっくりと取った。「雲井の滝」では家族連れ「銚子大滝」は団体客で混雑していた。たっぷりと汗をかき疲れも通り超して身が軽く感じられた13時40分、子の口到着、小5の孫には少しきつい行程かなと思ったが「案ずるが易し」以外に余裕を残していたのに驚いた。

宇樽部キャンプ場






2010年8月6日(金)~8月7日(土) 天候快晴
〇蔦沼周辺を散策後、明日散策予定の奥入瀬渓流を通過し、十和田湖御倉半島の付け根の東湖に面した湖畔のキャンプ場宇樽部キャンプ場に16時45分到着した。昨年9月「十和利山」登山の前日、このキャンプ場を利用しているが、夏休時期であり混雑を予想したので先に電話確認し、予約なしでもOKと言われていたが、湖畔のほとりにはすでに多くのキャンピングカーが停まりテントが張られていた。管理棟でテント張りの料金1,000円、自動車入場料500円、合計1,500円を支払い入場した。格好のスペースにマイカーを駐車し、用意したテントと食卓テーブル椅子をセッテング、用意したツインバーナー、網焼きバーナーで今晩の食事、焼肉を始めた。焼肉にはビールである実に美味であった。
写真一枚目は「蔦沼散策路」の蛙
 二枚目は「瓢箪沼」のオタマジャクシのかたまり
 三枚目からは「宇樽部キャンプ場」の風景

蔦沼散策








2010年8月6日(金)天候快晴 所要時間1時間20分 コース 蔦温泉駐車場ービジターセンター前ー蔦沼ー鏡沼ー月沼ー長沼ー菅沼ー瓢箪沼ー蔦温泉駐車場
〇午前中、ネブタ見物の観光客二組(4名)の「街てくガイド」を終らせてから、妻(楓婆さん)と帰省中の娘と孫を伴って十和田湖方面にマイカーを走らせた。今日の予定は蔦沼周辺の散策と宇樽部キャンプ場でのテント泊である。14時、蔦沼温泉駐車場到着、さっそく身支度を整えて14時10分ビジターセンター前から散策開始した。この蔦沼周辺の森は約1時間ほどで1周ができ、美しく豊かな自然が楽しめます。途中では蛇や蛙に遭遇し最後の瓢箪沼のオタマジャクシの大群には驚き、孫もとても喜んでくれました。

躍動!







「青森ねぶた祭り」を躍動させる華の、ハネト、バケト、囃子方

炎の武者 ネブタ







4日目を迎えた「青森ねぶた祭り」は佳境、沿道には66万人が詰めかけ、
歓声を送っていました。自分も妻(楓婆さん)母親(86歳)と帰省中の
娘と孫たちとネブタを満喫してきました。
プロフィール

ヨシ爺とふう婆

Author:ヨシ爺とふう婆
Yahoo!から引っ越してきました。老後を「趣味」で楽しく暮らそうと始めたブログです。
食べ歩き大好きな自分が青森で訪問したお店や食したメニューを紹介しています。また、ボランテアで観光ガイドをしています。日々、変化していく地元の状況を観光客に伝えようと、今も老頭をフルに使って習得に努めています。

追記:感想はあくまでも素人の自分の嗜好で述べてます。味覚は個人の趣向によって違いますので、批判を帯びたコメントや不適切なコメントは御控え下さるようにお願いします。

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