
八甲田大岳(2)

Yahoo!から引っ越してきました。老後を楽しくと夫婦で始めた「趣味」の記録です
2010年7月4日(日)天候曇り 気温23度 所要時間4時間15分
コース 酸ケ湯温泉ー八甲田清水ー大岳山頂ー大岳避難小屋ー上毛無岱ー下毛無岱ー酸ケ湯温泉
○山行記録
妻(楓婆)は登山仲間と南八甲田山へパトロール登山と朝早くから出かけていない。朝起きるとなぜか食卓に大きな「おにぎり」一個とパックに入った「漬物」が置いてある。「家にいないで山に行け」とのサインか、火山ガス事故で閉鎖されてた八甲田登山道も解除されている。ガイドも今日はお客がいない、重い腰をあげ酸ケ湯温泉に車を走らせた。11時20分酸ケ湯温泉駐車場に到着、身支度を整えていると隣に停めてた登山者がもう下りてきて、宮様コース、毛無岱から酸ケ湯の登山道は泥濘でいるとアドバイスをくれた。11時30分登山開始、階段状の登山道から、ごつごつの岩のある道を登り始めるが、この道も結構泥濘でいる。スパッツ装着は正解である。地獄湯の沢入口12時10分、八甲田清水に12時45分到着。清水で喉を潤しさらにペットボトルに清水を確保し、付近のチングルマやミヤマキンバイの群生、ヨツバオダマキをカメラに収めた。鏡沼1時25分通過、久しぶりの山行でここまでの登りがきつい、喘ぎ喘ぎでようやく八甲田大岳山頂に1時35分到着した。山頂は靄っていて眺望は望めない、汗で体が冷えるので早々に山頂を退散、大岳避難小屋を目指した。残雪を2度踏みしめ避難小屋前のベンチ到着が1時55分、ここで持参した大きな「おにぎり」と「漬物」に追加持参した「カップ麺」を食した。一人であるが山での食事はやはり美味である。2時10分ベンチ出発、後は毛無岱を経由して下るだけである。上毛無岱に下りると遠くにキラキラと「街」らしきものが光っている黒石か、手前に黒森山が雲の切れ間から顔を出し実に幻想的であった。上毛無岱は一面のワタスゲの群生、木道階段から下毛無岱へ、その後イワカガミ、ウラジロヨウラク、ミヤマオダマキ、水芭蕉、ギンリョウソウをカメラに収めることができた。3時35分頃、温泉の匂いと宿の屋根が見えだして終点を感じ、急坂をジグザクに一気に下り、3時45分ようやく酸ケ湯温泉に到着した。今回の所要時間4時間15分、久しぶりの単独登山で本当に疲れを感じた。温泉に立ち寄る気力もなく、到着後そのままマイカーで帰宅の途に就いた。