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黒森 標高1.022.6





 2010年4月25日(日)天候曇り 気温3度 
○山行記録 所要時間2時間5分 コース 田代平側登山口(R394)-黒森山頂ー通称ハゲ経由ー田代平登山口(R394)
二週間ぶりの登山、登ろうとして登れずにいる山、黒森へ、雪の残る今が最後のチャンスと妻(楓婆)とNさんとで敢行した。自宅を8時出発、登山口をどこにしようか思案しながらマイカーで目指すは国道394へ、田代平からR394に入り谷地温泉方面に向かい二本の沢を超えた道路脇に9時丁度車を寄せてここを登山口と決めた。さっそく身支度を整え、9時5分登山開始。つぼ足でも大丈夫とは思えたが、スノーシューを履いて急斜面を一歩一歩ゆっくりと雪を踏みしめて登り始めた。最初は沢沿いに進み、山頂が見えだした頃から左(北)寄りに進路をとった。しばらく登ると山頂間近と思える急斜面の雪が途絶えた。ここでスノーシュー脱ぎ、荷物になるのでその場に置いて、猛烈なブナ林とササ藪を掻き分けて急斜面を登った。過去に体験したことないササ藪に悪戦苦闘の末、10時10分ようやく山頂に到着した。山頂は風が強く吹いていたが、目の前の雛岳、高田大岳や南八甲田の山々(赤倉岳や乗鞍岳、猿倉岳や櫛ヶ峯、横岳までも)の眺望は素晴らしかった。しばらく頂上で遠望を楽しんでいたがやはり風が強く、10分ほどの滞在で(10時20分)下山開始した。復路も藪こぎを懸念したが、幸い通称ハゲには雪が残っていたので、このルートを雪崩に気をつけながらブナ林との境界を下った。躓きながら、転びながら、さらには尻スキーをしながらである。むきだしのササ藪とブナ林の場所まで戻り、スノーシューを確保し、途中、黒森山頂が望める場所でコーヒータイムを取っていた際、弘前からという女性単独登山者に遭遇した。以後の下山は早く11時10分にはマイカーに戻れた。駐車場所には八戸ナンバーの車が停まっていた。下山後は七戸方面に下り「婆古石の蕎麦」を食し、七戸「新道の駅」で山菜を買求め、平内「夜越山温泉」で疲れを癒し帰宅の途に就いた。
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八甲田猿倉岳 標高1.353.6





2010年4月11日(日)天候曇り 気温-3度
○山行記録 所要時間4時間 ・コース睡蓮沼ー猿倉岳山頂ー矢櫃萢ー猿倉温泉
昨夜は雨が降ったようで路面は濡れている。いつもは垣間見える八甲田の山々は今日は見えないが、待ち望んでいた「かなぎ元気倶楽部」主催のスノーシュートレッキング最終回「陽春の八甲田ツアー」に参加すべく、天候の回復を願いながら元気に、7時30分自宅を出発しR103号をひた走り酸ヶ湯温泉に8時30分到着した。本日の参加者は我々一行(自分と妻楓婆と妻の山仲間Nさんの3名)+6名+斜陽館館長のガイド+スタッフ2名の総勢12名である。登山口の睡蓮沼までは、八甲田のガイドさんに3度に分けて送ってもらったため、スタートは9時30分となった。全員揃ったところで登山開始、最初はガイドの後ろについてゆっくりと歩を進めた。天候の回復を願いながら山頂目指して進むが、非常に風が強く寒くて汗をかく暇もない。10時に最初の休憩、振り返ると雪の回廊がすぐ目の前であり、あまり距離を稼げなかった。10時30分中腹を過ぎたところで2回目の休憩、後方の高田大岳は雲に覆われてその頂は見えない。以後、通称パラダイスゲレンデからは、元気のある方々は積極的にガイドの前に出て歩を早めた。11時丁度、乗鞍岳が見える稜線に出たが、やはり乗鞍岳も雲に隠れその姿を現してくれない。稜線を山頂を目指して進むうち、突然視界が開けた。11時20分山頂到着、風が強く、少し昼には時間は早いが、せっかく展望が開けたので山頂で昼食タイムとなった。北八甲田は全貌を現し、遠くは小川原湖も垣間見える。南も目前の乗鞍岳、右に駒ケ峯と櫛ヶ峯、左に赤倉岳そして遠く戸来岳とその遠望は素晴らしかった。しかし山頂はやはり寒く、長居は無用と11時50分下山開始、猿倉温泉に向かう。途中、矢櫃萢への長い急坂を滑り落ちた「尻スキー」は、全員が歓声をあげて楽しみ、しばらく童心に帰させてくれた。矢櫃萢では八甲田でおきる「ダウンバースト」の説明を受け、その被害の様子をカメラに収めた。12時20分矢櫃萢を出発、ヒバ混合林の中を歩みを進め、途中、発見したヒバの大木や猿のこしかけをカメラに収めて13時30分猿倉温泉に到着した。残念ながら温泉はまだ開いていないため計画通りの休憩を取らずに14時06分のスキーシャトルバス(田代平・ロープウエー経由)に乗り込んだ。その後は長いバスツアーとなってしまい、結局、酸ケ湯温泉に戻ったのは15時50分である。今日の疲れを癒す温泉入浴も、時間が押して断念、そのまま帰宅の途に着いた。「かなぎ・・・」のスノーシュートレッキングの最終日も数々のハプニングがありましたが、今冬実施された3日間のツアーすべてに参加させていただき、貴重な雪上登山を体験をいたしました。スタッフの皆さんありがとうございました。

八甲田横岳 標高1.339.4


2010年4月4日(日)天候快晴 気温-2度
○山行記録 所要時間3時間40分
急遽、天候に誘われての山行、自宅窓から眺める八甲田山は山頂付近に少し雲がかかっているが今日もようく見えた。妻(楓婆)と妻の山仲間Nさんの3人で自宅を8時出発、R103号からR394号に入り城ヶ倉大橋を渡りスノーシェルターを通り抜けた所で駐車、すでに3台ほどの先行車がいた。その先行車に見覚えのある方がいる、昨年富士山のツアーに一緒に参加したSさんであった。挨拶を交わしながら身支度を整え、9時丁度に登山開始した。横岳登山は初めて、我々は「スノーシュー」を履いたが先行するSさん一行は「つぼ足」である。10分もすると同行者Nさんは黄砂で茶色に染まり歩きにくい雪を一気に進み、もう姿が見えない。妻(楓婆)は足の遅い自分に気を使いながらも先行する。ほとほとの自分の体力不足を痛感し9時40分休憩、その後2度ほどの休憩を入れ11時に横岳南頂にようやく到着した。山頂は他ルートから登って来たのか大勢の登山者で混みあっていた。その山頂の眺望は素晴らしく3人で感嘆の声を上げた。北八甲田の山々その左にちょこっと鎮座している雲谷峠、奥に東岳その左に青森市内と青森湾、さらに津軽半島の山々から岩木山・白神へそして目前の沖揚平と南沢岳、左に下岳・櫛ヶ峯・駒ヶ峯、逆川岳と横沼、その向こう高田大岳の右に黒森まで見えた。山頂には10分程の滞在で下山開始、途中風の当たらない木陰で北八甲田を眺めながらの昼食はまことに美味であった。復路は往路を一気に下る。一時、沢側に迷い込んだりしたが出発地点スノーシェルターには12時40分に到着した。その後、まだ時間が早いからと妻(楓婆)の提案で笠松峠の雪の回廊を廻り、谷地温泉で疲れを癒し、今月中に予定している黒森の登山口を確認してから帰宅の途についた。
プロフィール

ヨシ爺とふう婆

Author:ヨシ爺とふう婆
Yahoo!から引っ越してきました。老後を「趣味」で楽しく暮らそうと始めたブログです。
食べ歩き大好きな自分が青森で訪問したお店や食したメニューを紹介しています。また、ボランテアで観光ガイドをしています。日々、変化していく地元の状況を観光客に伝えようと、今も老頭をフルに使って習得に努めています。

追記:感想はあくまでも素人の自分の嗜好で述べてます。味覚は個人の趣向によって違いますので、批判を帯びたコメントや不適切なコメントは御控え下さるようにお願いします。

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